約10年30万qの車内リフレッシュします。
詳しくは判りませんが、個人タクシーにも中古車制度みたいなのがある様で、新たに個タク始める方が、個タク辞められる方より譲渡される事が可能なようです。
譲渡された車輌を乗り出しにあたりリフレッシュされたいという事で入庫頂きました。
働く車の汚れ具合、ハンパないです(笑)
装備などの取付け予定も次にあるらしく、時間的余裕がありませんでしたが、目一杯頑張らせて頂きました。
今回は、オプション料金を頂き、パーツ類を外しての作業になってます。

シートとフロアマットを外したカーペットの状態
➀A運転席側
BC助手席側
食事なども車内でという事も多いのでしょう、半分居住空間化してしまうのも致し方なし
そうした痕跡でかなり汚れています

フロントシートもそうした汚れでガビガビ
譲り受けた者からすればチョット座りたくない状態
リヤトレイの上も埃等の汚れが蓄積、作業し難いので外しました。

下2枚の画像:食べ溢しとか、こんなところまで?という状態

リヤシートサイドサポート部分、左側には空調の送風口が設けられていますが、その部分の汚れもまた酷い。
ここから空調の風が出てきても…て状態
分解して細かくクリーニング

天井からフロアまで入念に洗浄していきます。
ドアポケットなどの隅も食べ溢しとか汚れが固まってしまっていて中々落ちてくれません。
洗剤を流し込みブラッシングで掻き出します。

➀フロアなどのバキュウムとフロアマットの濯ぎ排水
A上記2番目画像のフロアカーペットの洗浄濯ぎ排水
Bフロントシートの洗浄濯ぎ排水、濯いでも濯いでも際限なく汚れが出てきました。通常シート1脚でこんなに濯ぎ水使いません。
C天井の洗浄濯ぎ排水

ラッキーな事に天気に恵まれた2日間でした。
シート、フロアマットは殺菌の意味も込めて天日干ししました。

乾燥待って外したパーツを組み付けて行きます
Aピラーのエアーバック対応の為のクリップは外すのも取り付けるのも厄介ですね。
構造知っていれば無問題

運転席のサポート部分のウレタンは経年劣化で崩れてしまっているので、そうした部分はどうしようもありませんが、クリーンで衛生的な車内になってきました

完成です

エアコン吹き出し口、パーツのつなぎ目など抜かりなく細かくクリーニング

そして最後は洗車サービス

出来上がりに『乗った時の空気感がまるで違う!』と大変喜ばれておりました。
冥利に尽きます。