昨年カーコーティング他で入庫頂いた車両がホイールクリーニング他で入庫。
ホイールをクリーニングしたい一番の理由は、走行中にウエイト(バランサー)が外れて後続車両などに危険を及ぼす事の予防です。サーキート走行をされる車両です。
勿論ガムテープ等でウエイトが飛ばないように保護はして走る訳ですが、それでも外れるとの事。
原因は、タイヤの入れ替え時に古いウエイトを剥がした後の両面テープをそのままで次のウエイトを貼り続ける事にあります。
一般的なタイヤショップでは(都内で割と有名なショップでも)、ウエイト外した後の両面テープの残りを完全除去まではしてくれません。
何故か?そこまでするとタイヤ交換コストが全然合わないからです。それを交換費用に転嫁した場合、それを理解できるお客様も少ないという事でしょう(ウエイトを両面テープも含めキレイに剥がし内側のクリーニングまで行ってたら1台分で半日から1日作業になります)。
今回はその辺をきっちりクリーニングします。
それと、ETCの移設作業
こちらは、元々運転席側左足元のニーパッド部分に設置されてたのをルーフ部分に移設。
元々狭いFD3Sの室内、ハードなサーキット走行をする時にこうした部分に余計な物が設置されてるとドライビングの邪魔になります。
いずれの作業も出来上がりに満足頂けて頑張った甲斐があります。
この様に自分のみならず他の走行車両の為と気遣えるオーナー様も素敵!
ハードなサーキット走行されてる車両なのでホイール裏は真っ黒
これでも両面テープを剥がす前作業として軽くクリーニングした状態

やはり目立つのはウエイトを剥がした後の両面テープの残りです。
これじゃ、ウエイト剥がれるよねって判りますよね。この上からガムテープ貼ってもまともに貼りつかないでしょうし。
でもこれが一般的なタイヤショップでのタイヤ交換の現状です。
右下の画像は、両面テープを剥がした削りカス(1本分)

両面テープを除去しクリーニングしていく段階の画像

クリーニングした後は専用コーティング剤の塗布
裏・表とも施工


組付けて完了
この状態で保護用のガムテープをウエイトの上から貼れば完璧!
安心してサーキット走行を楽しめると思います。




次にETCの移設
この様に元々ニーパットの上に設置されていました。
狭いFDの場合、膝にETCが当たり邪魔になると思います。

ルーフに移設の為、ルーフライニングを外します。
ETC設置用ケースはマツダ純正部品を使用。
マツダ純正なので、現行車ならば型紙がついてきますので、ルーフライニング外さなくても型紙に従ってカット出来るようになっていますが、FDの型紙なんてある訳がありません。
それ故、外さず当てずっぽうでカッターを入れると裏の配線を間違えて切ってしまったり、フレーム構成してる部分に重なった場合、キレイに収まりがつかなくなります。
何処をカットすればキレイに収まりがつくか計測した後カットしケースを設置します。

ばっちりキレイに収まりました。

バイザーを畳むと目立ちません。
ここに設置した訳はもう一つ、サーキットなどのハード走行の場合、振動などでETC装置そのものが飛び出すリスクがありますので、バイザーを畳んでおけばそのリスクも軽減できます。

最後は洗車サービスにて完了

出来上がりに喜ばれておりました
何よりでございます。
posted by Bellitech店主 at 18:00|
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ホイールコーティング