車内は見る限りは割とキレイですが強烈な腐敗臭が充満しています。何故これに気づかなかったんだろ?
そこを中心に全体のクリーニングも行いました。
重点ポイントは4日間の内に5回ほど洗っては乾燥を待って臭い戻りがないか確認を繰り返し、何とか納められる状態に
暫く自分の嗅覚がおかしくなりました(作業場と全然違う場所にいてもこの腐敗臭がしてる感覚)
作業は続く…

実際のブツは既に捨てられていて、乾燥した状態になっているので、見た目だけでは何処が汚れているのか判りません。内装色は黒だし
この辺に液だれしてたと聞いた部分に強力な洗剤を噴霧しブラッシングしても泡立ちしません、肉汁の油成分強烈なんですねぇ〜
この為、見えずとも先ずは液だれしたモノをウエスで拭き取ります。
部分を触るとベタベタした感触は有ります、それを拭き取ったのが画像のウエスについた汚れ、これで初めてこれだけ汚れてるんだと判ります、強烈な腐敗臭がします。

ある程度拭き取りが終わったら、洗剤を再度噴霧・ブラッシング⇒バキュームで汚物除去⇒濯ぎ洗いを図ります。臭いが無くなるまで繰り返します。
しばらく時間を空け、乾燥するのを待ちます。すると臭い戻りが発生します。
これを4日間の間に5回ほど繰り返し何とか臭い戻りの無い状態までにはなりました。
お持ち込み時に聞いた話だと、液だれしてたのは後部フロアマットの先端部分(車両前方の)
までだったという事なのですが、実際は運転席シート下(聞いた話より更に前方広範囲)まで広がっていました。その為、運転席シートも外し作業を行いました。

全体のクリーニング、
以外のフロア部分の洗浄廃水

全体クリーニング
@洗浄濯ぎ前のキレイなバケツの水
Aルーフ、リヤトレイ周りの汚れ
Bダッシュパネルやドアパネルなどの汚れ
C革シートの汚れ

問題個所のフロアマットも乾燥すると臭い戻りが発生した為、5回ほど洗っては乾燥を実施

都度(4回ほど)、オゾン脱臭も実施

シートは運転席がやはり一番汚れていてべたべたした感じもあったのですが、汚れを除去・コンディショナーの塗布によりさっぱりしっとりした状態に



内装完了