破損処理後の全体のクリーニングも行う事前提で依頼を受けました。
画像多いです
全シートにカバーがしてあり、先ずはその外し作業から

外したシートカバーの下にガラスの破片あるの判りますか?

簡単に判別付くものだけでも数点
写真に写しにくいのですが、キラキラした粉末状になったモノも沢山見受けられます。

一通り掃除機などを掛けたのでしょうが、それでも取りこぼし沢山あります。
ダッシュボード奥なども全然残ってます

表面上見えてるモノは除去しました。
本番はここから
パネル類を外したり、カーペットを捲ったりするとその裏にまだまだ沢山の破片があります。
こうしたところに入り込んだ破片が走行中の振動などにより表に出てきて、何時まで経っても不安な状態が続きます。

上段:パネル裏
下段:カーペット裏

更にその下、サイドステップパネルの裏もご覧の通り

助手席と

運転席のシートを外すと…

@Aは助手席側シート下
BCは運転席側シート下

外したシート裏
シート下側で表皮材が袋になってる部分や

シートフレームなどの構成材の上などにガラス片が入り込んでいます。
想像出来ない様なところまで入り込んでますね?
作業経験がないと中々こういう所まで手が回らないと思います。
ディーラーでさえ作業費の事ばかりで、こーしたパーツ類の脱着無しの作業を要求しますからね〜(笑)

エアコン吹き出し口を外します

@外したダクト奥、手の入るところまではバキューム掛けと洗浄行いました。
A外したパネルの接合部分に粉上の破片
B外した側のパネルダクトの中、今一ピント合ってませんが、白い粉上のモノが判ると思います。ガラスの破片です
C分解して洗浄

続いて、全体のクリーニング
作業前

フロアマットは全て外し車外で洗浄

乾燥待ち

フロアマット外したフロアカーペットの状態

バキューム掛けと洗浄後


シート類も入念なバキューム掛けと洗浄を行います

シートカバーを利用されてたので、汚れ自体は然程でもありませんね

内装パネルも洗浄していきます

@ルーフライニングの洗浄廃水
Aフロントダッシュパネル周りの洗浄廃水
B内装ドアパネル等の洗浄廃水
Cフロアカーペットの洗浄廃水

クリーニンング後
衛生的な車内になったと思います





出来る事ならばダッシュボード自体も外して構成しているパーツを分解洗浄行えれば完璧ですが、費用的に現実的ではありませんね。
ダッシュ周り、エアコンダクト内にも入り込んだ破片も強力なエアブローやバキューム掛けなどで出来る限り対処はしましたので、これ以上ガラスの破片が出て来ることはないと思われます。

最後は洗車サービスにて完了です。
