
元々所有していたのは、右から2番目のAT-150Ea
最近、主に取り込み用に使用してるのは、左の2つ、テクニカのAT160MLとAT150MLX(カートリッジ本体はAT150Ea)
AT150MLXは、明るく繊細な音を出してくれるし、AT160MLは落ち着いた迫力ある、且繊細さもある音をだしてくれます。
右のSHUREのV15typeWは、メインで使用している2本のテクニカでは、ノイズが気になる場合に使用している。
V15 typeWは、一般的に繊細だという事になってるようだけど、テクニカの上記に比べれば、いい意味で寛容だ。と個人的に思う。
稀にだけど、どんなにクリーニングしてもトラックの頭で引きずった様なノイズ(ズズズッみたいな)が入るレコードがある。おそらくカビに浸食されてる部分ではないかと思う。そのほとんどが一曲目だ。つまりレコードを持つときに指が触れることにより、汚損したと思われる。
それをテクニカの2本は、見事に神経質にトレースしてるのだと思う。
ところがV15typeWの方は寛容に何事もなく再生するのです。
こういう事もアナログの不思議で、面白いところだと思う。
ただV15typeWは、カンチレバーを支えるダンパーがヘタっていて胴体着陸しそうに沈み込むので、積極的に使用する気になれない。

ちなみにケースに入っているAT160MLは、未使用品で、ちょっと宝物化してしまっている。
いつ使うのだろう(笑)

プレーヤーは、KENWOODのKP-1100
自分がサラリーマンになって初めてローンで購入したオーディオセットの一つ。
途中20年位使用せずいたのだけど、30年以上経った今も、これだけが故障せず稼働している。
レコードプレーヤーとPCを繋いでるのは、CREATIVEのUSB Sound Blaster Digital Music Premium HD
これで、アナログ音源をデジタル化してPCに取り込む訳ですね。
この辺は、もっと高額・高性能な物という考えもありますが、自分には今のところ必要十分です。
取込みはCREATIVEの付属ソフトで
24bit/96Khzのwavで落とします。
編集ソフトはSoundEngineFree(その名のとおりフリーソフト)
再生は、Foobar2000(こちらもフリーソフト )

卓上モニターはTASCAMのVL-M3
大音量をだせる環境ではないので、必要十分です

取り込んだ音を編集する時はヘッドフォンも使用

そして、レコードを再生させるまで。
この前、洗浄しているのを投稿してるが、あれを乾燥させて、そのまま再生させてる訳では無いのです。
プレーヤに乗っけてからバランスウォシャー液で更にクリーニングします

場合によっては、バランスウォシャー液を垂らしてメラミンスポンジ、又はブラシで溝の埃などを掻き出します。
これは必要以上に力を入れると、盤を痛めますので、加減が必要です。真似されても何も保証出来ません(笑)

そして、不織布で拭きます。
使いまわし厳禁の使い捨てでございます。
昔からある、ベルベット状のレコード拭きは使用しません。カビ・汚れ等の2次汚損を誘発させるだけです。

昔は気にせず、もっと気軽にレコードに針を乗っけてましたが、もはや貴重になってしまった昔の資材(レコード針)を延命させる為に、必死でございます(笑)
ATN150MLXの交換針は3年前に新品購入した物ですが、以外は全て四半世紀前の物なのです。
AT150EaやAT160MLには、今では使用できない材料が採用されてますので、尚更貴重なのです。
なんか、おっさん必死ですね(笑)