2017年06月04日

デジタルアーカイブの使用機材(プチ自慢)とレコード再生までの手順

興味のある方だけどうぞ…ウインク


元々所有していたのは、右から2番目のAT-150Ea

最近、主に取り込み用に使用してるのは、左の2つ、テクニカのAT160MLとAT150MLX(カートリッジ本体はAT150Ea)

AT150MLXは、明るく繊細な音を出してくれるし、AT160MLは落ち着いた迫力ある、且繊細さもある音をだしてくれます。

右のSHUREのV15typeWは、メインで使用している2本のテクニカでは、ノイズが気になる場合に使用している。
V15 typeWは、一般的に繊細だという事になってるようだけど、テクニカの上記に比べれば、いい意味で寛容だ。と個人的に思う。

稀にだけど、どんなにクリーニングしてもトラックの頭で引きずった様なノイズ(ズズズッみたいな)が入るレコードがある。おそらくカビに浸食されてる部分ではないかと思う。そのほとんどが一曲目だ。つまりレコードを持つときに指が触れることにより、汚損したと思われる。
それをテクニカの2本は、見事に神経質にトレースしてるのだと思う。
ところがV15typeWの方は寛容に何事もなく再生するのです。

こういう事もアナログの不思議で、面白いところだと思う。

ただV15typeWは、カンチレバーを支えるダンパーがヘタっていて胴体着陸しそうに沈み込むので、積極的に使用する気になれない。

img_sblog1508.jpg

ちなみにケースに入っているAT160MLは、未使用品で、ちょっと宝物化してしまっている。

いつ使うのだろう(笑)

img_sblog1509.jpg

プレーヤーは、KENWOODのKP-1100

自分がサラリーマンになって初めてローンで購入したオーディオセットの一つ。
途中20年位使用せずいたのだけど、30年以上経った今も、これだけが故障せず稼働している。

レコードプレーヤーとPCを繋いでるのは、CREATIVEのUSB Sound Blaster Digital Music Premium HD
これで、アナログ音源をデジタル化してPCに取り込む訳ですね。

この辺は、もっと高額・高性能な物という考えもありますが、自分には今のところ必要十分です。

取込みはCREATIVEの付属ソフトで
24bit/96Khzのwavで落とします。

編集ソフトはSoundEngineFree(その名のとおりフリーソフト)

再生は、Foobar2000(こちらもフリーソフト )

img_sblog1510.jpg

卓上モニターはTASCAMのVL-M3

大音量をだせる環境ではないので、必要十分です

img_sblog1511.jpg

取り込んだ音を編集する時はヘッドフォンも使用

img_sblog1512.jpg

そして、レコードを再生させるまで。

この前、洗浄しているのを投稿してるが、あれを乾燥させて、そのまま再生させてる訳では無いのです。

プレーヤに乗っけてからバランスウォシャー液で更にクリーニングします

img_sblog1513.jpg

場合によっては、バランスウォシャー液を垂らしてメラミンスポンジ、又はブラシで溝の埃などを掻き出します。

これは必要以上に力を入れると、盤を痛めますので、加減が必要です。真似されても何も保証出来ません(笑)

img_sblog1514.jpg

そして、不織布で拭きます。
使いまわし厳禁の使い捨てでございます。

昔からある、ベルベット状のレコード拭きは使用しません。カビ・汚れ等の2次汚損を誘発させるだけです。

img_sblog1515.jpg

昔は気にせず、もっと気軽にレコードに針を乗っけてましたが、もはや貴重になってしまった昔の資材(レコード針)を延命させる為に、必死でございます(笑)

ATN150MLXの交換針は3年前に新品購入した物ですが、以外は全て四半世紀前の物なのです。
AT150EaやAT160MLには、今では使用できない材料が採用されてますので、尚更貴重なのです。

なんか、おっさん必死ですね(笑)


posted by Bellitech店主 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | PC・PCオーディオ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/180167306

この記事へのトラックバック
最近のトラックバック