2015年12月14日

ロードスター モルタル(コンクリート)被害

1週間ぐらい前の作業ですが

当方で毎年コーティングを行い、たまに洗車にも来られるお客様の車両です。

駐車場に止めておいて建物の排水処理不良により壁天井を伝って溶け出したモルタル(コンクリート)の汁が車両に付着してしまったそうです。

一番ひどいフロントフェンダー部分〜

赤で囲んでる部分がそうです
img_sblog0975.jpg

img_sblog0976.jpg

img_sblog0977.jpg

ボンネット

img_sblog0978.jpg

ドアガラスのモール部分

img_sblog0979.jpg

外すと下の部分が粉上に白くなってます

img_sblog0980.jpg

ガラス部分
モールに隠れてる部分ですが、対処しないと石化して取れ難くなくなります、ガラスの傷の原因にもなります。

img_sblog0981.jpg

ボンネットを開けた内側
通常の雨染みもありますが、それとは明らかに違う石化したシミが出来てます。

img_sblog0982.jpg

専用の薬品でモルタルを洗い溶かします

モルタルの付着が薄かった部分は、ほぼこれで溶け落ちますが、簡単にはいかない部分もあります。

img_sblog0983.jpg

img_sblog0984.jpg

img_sblog0985.jpg

上の写真3枚の部分については、洗い落ちてくれましたが
状態がひどかった部分は、跡が残ってます。
次の2枚の写真がそうです。

img_sblog0986.jpg

img_sblog0987.jpg

これでも、被害をうけてから、およそ1週間ぐらいで作業に至っているのですが、すでにこのような状態です。

時間が経過すればするほど塗装部分は変質していきますから、最終的には塗り直すしか対処のしようがなくなります。

その期間の目安は、状況により変わりますのでこれというものは無いんです。とにかく早く対処するのが一番です。

こういう場合、被害に遇われた大概のお客様は、最初は何が付着してるのか解らないのだけど、心情的に早く落とそうと触ったり擦ったりします。そうすると、余計に塗装面には傷が深く入りダメージを広げます。

写真を載っけてる部分以外も、というより全体的に被っているので付着物を除去した後に、そうした傷も入ってしまっているので全体を磨きます。

img_sblog0988.jpg

先にも書きましたが、この車両は毎年、当方でコーティングを行っていて施工証明もありますのでその分も加害者側に負担して貰えます。

こういう被害に遇わないのが一番ですが、不慮の場合しょうがありません。

また、付着物が何なのかわからない場合は、あまり触ったりせずに、私どもの様な専業者に見てもらうのがダメージ広げない手段でもあると思います。


この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/169879379

この記事へのトラックバック
最近のトラックバック